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シュワーベンシュピーゲル Schwabenspiegel

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世界大百科事典 第2版の解説

シュワーベンシュピーゲル【Schwabenspiegel】

ドイツ中世の最も重要な法書の一つで,おもに南ドイツに広く普及した。1275‐76年ころ,アウクスブルクのあるフランシスコ会修道士によって著されたもので,もともと〈皇帝のラント法・封建(レーン)法書〉と呼ばれた。ザクセンシュピーゲル高地ドイツ語訳(1265ころ),未完の〈ドイチェンシュピーゲル〉をもとにしてできたもので,後者にくらべて,教会法・ローマ法の影響がより明白に認められるが,その法的思考・論理はやや通俗的である。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

シュワーベンシュピーゲル
しゅわーべんしゅぴーげる
Schwabenspiegelドイツ語

中世ドイツの法書。13世紀後半、おそらくアウクスブルクで『ドイッチェンシュピーゲル』とよばれる法書が編纂(へんさん)された。これは、『ザクセンシュピーゲル』の高地ドイツ語訳を核に、南ドイツの法慣行にあわせて修正したものである。この法書は、その後も増訂が続けられ、初めは『ラント法ならびにレーン法の法書』とも『皇帝の法』ともよばれたが、17世紀以降『シュワーベンシュピーゲル』の呼称が一般化した。種々の法源や法体系の寄せ集めで一貫した体系性を欠くが、西南ドイツのその後の法書(『フランケンシュピーゲル』ほか)の基礎となり、17、18世紀の大法典編纂期に至るまで通用した。[平城照介]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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