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シンチスキャナ シンチスキャナ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シンチスキャナ
シンチスキャナ

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

シンチスキャナ
しんちすきゃな
scintiscanner

体内に投与されて、特定の臓器に分布する放射性同位元素から放出されるγ(ガンマ)線を体外計測して、その臓器の機能および形態、あるいは臓器内の病変の有無を診断する装置。1950年代に開発され、60年代に広く利用された。シンチスキャナは、検出器、検出器を駆動させる装置、波高分析器、計数器、表示装置から構成される。検出器は、コリメーター、ヨウ化ナトリウムの結晶板、光電子増倍管からなる。コリメーターは、鉛に穴をあけたもので、不必要なγ線を遮断して検出器に指向性をもたせるものである。コリメーターを通ったγ線がヨウ化ナトリウムの結晶板に入射すると閃光(せんこう)を発する。この閃光は光電子増倍管によって電気信号に変換される。ついで一定の範囲のエネルギーをもった電気信号のみが波高分析器によって選別され、これを計測することにより放射能量が測定できる。シンチスキャナは駆動装置によって検出器を順次移動させ、体内の放射性同位元素の平面的分布を記録するので、1枚の画像(シンチグラム)の撮影に時間がかかる。このため、重症者の検査、多方向からの検査には適さず、経時的に短時間の臓器内の放射能分布の変化を記録することも不可能である。このような理由から、現在、核医学の画像表示装置の中心となっているのは撮影時間の短いシンチカメラとなっている。[西川潤一]

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