西アフリカ、ナイジェリア中央部に広がる高原。南北約100キロメートル、東西約80キロメートル、平均標高1200~1300メートル。5月から9月までが雨季で、年間千数百ミリメートルの雨があるので、かつては雨緑林に広く覆われていたと思われるが、古くからの農耕、牧畜および錫(すず)の採掘などのため、現在は、風上側にあたる南西縁部を除き、樹林はほとんどない。ツェツェバエがいないので牧牛の適地であるが、同時に周囲から急斜面で隔てられているため、牧畜民族フラニ(フルベ)に追われた農耕民族の避難地でもあった。このため人口密度は1平方キロメートル当り100~150人と高い。中心都市はジョス。
[田村俊和]
敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...
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