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ジヨノ

百科事典マイペディアの解説

ジヨノ

フランスの小説家。貧しい靴屋の子として南仏に生まれ,独学で文学修業をし,1929年《丘》により文壇に出る。プロバンスの素朴な農民生活を暖かい筆致で描いた。ほかに《強い魂》《山中の戦い》《世界の歌》など。

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世界大百科事典 第2版の解説

ジヨノ【Jean Giono】

1895‐1970
フランスの小説家,劇作家。南フランスのマノスク町に庶民の子として生まれ,生涯そこに住みついた彼は,根っからの反都会的・反近代文明的作家である。第1次大戦の従軍によって,非人間的な近代政治機構,人間を圧殺する機械文明の悪を痛感した彼は,出世作《丘》(1929)以来,生れ故郷の自然を彼独自の想像世界に仕立てあげて,時代の趨勢に逆らいつづけた。このような自然思想家としての彼の名声を確立した作品のおもなものに,小説《二番芽》(1930),《世界の歌》(1934),《わが悦びのつづかんことを》(1935),《屋上の軽騎兵》(1951),戯曲《パン屋の女房》(1944)などがある。

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