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ジロードゥー Jean Giraudoux

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世界大百科事典 第2版の解説

ジロードゥー【Jean Giraudoux】

1882‐1944
フランスの小説家,劇作家,外交官。南西フランスのベラックに生まれ,小学校から高等師範学校に至るまで首席を通した秀才であった。ハーバード大学フランス語講師を1年間勤めたのち,1907年には《ル・マタン》紙の文芸欄を担当し,翌々年に詩的散文《田舎の女たち》を発表して,ジッドに激賞された。10年に外交官(最晩年には情報局長)に登用されたが,第1次大戦に召集され,2度も負傷する。外交官の職務と並行して文筆にも励み,18年の自伝的小説《悲壮なシモン》あたりから,本格的に小説の創作に取り組む。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のジロードゥーの言及

【フランス演劇】より

…コポーの上演した新しい劇作(J.ルナール,クルトリーヌ,クローデル,C.ビルドラック《商船テナシティ》)や古典(モリエール,シェークスピア喜劇)に比べると,その弟子であったジュベ,デュラン,ロシアから来たピトエフ,ドイツ表現派との接点を作るバティの〈カルテル四人組〉による文学戯曲の上演ははるかに多彩である。ジュベがJ.ロマン(《クノック》),M.アシャール(《お月さまのジャン》),J.コクトー(《地獄の機械》),そして演出家と作家の協力の記念碑となるJ.ジロードゥー(《トロイ戦争は起こらないだろう》《オンディーヌ》)を経てサルトル(《悪魔と神》)を,デュランがL.ピランデロ(《御意にまかす》)からA.サラクルー(《地球は丸い》),サルトル(《蠅》)に至る多彩な作家の初演(ピランデロ作品はフランス初演)を果たしたのに対し,ピトエフ(ピトエフ夫妻)は,クローデル(《交換》)や初期のJ.アヌイ(《荷物なき旅行者》)等を除けば,主としてチェーホフ(《かもめ》),ピランデロ(《エンリコ4世》),イプセン(《人形の家》),F.モルナール(《リリオム》),G.B.ショー(《セント・ジョーン》)等の外国作家を紹介し,またバティはガンティヨンSimon Gantillon(1887‐1961。《娼婦マヤ》)などマイナーな作家で成功を収めた。…

※「ジロードゥー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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