相克(読み)ソウコク

デジタル大辞泉 「相克」の意味・読み・例文・類語

そう‐こく〔サウ‐〕【相克/相×剋】

[名](スル)
対立・矛盾する二つのものが互いに相手に勝とうと争うこと。「理性感情が―する」
五行ごぎょうで、木は土に、土は水に、水は火に、火は金に、金は木にそれぞれつとされること。五行相克。→相生そうせい
[類語]食い違いずれ行き違いジレンマ矛盾撞着どうちゃく自家撞着齟齬そご牴牾ていご二律背反背反背理不整合不一致扞格かんかく対立あい反する食い違うミスマッチ相容れない

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の相克の言及

【相性】より

…縁談においては後者による相性が問題とされることがあり,江戸時代ころからこの知識がひろまった。一般に木と火,火と土,土と金,金と水,水と木などの性は相生(そうじよう),水と火,火と金,金と木,木と土,土と火の性は相克(大凶)とされた。向かい干支(えと)として子と午,丑と未,卯と酉,申と寅,亥と巳歳も相生とされた。…

※「相克」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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