スケネクタディ(その他表記)Schenectady

デジタル大辞泉 「スケネクタディ」の意味・読み・例文・類語

スケネクタディ(Schenectady)

米国ニューヨーク州東部の都市モホーク川南岸に位置する。1820年代にエリー運河開通。かつてゼネラルエレクトリック社の本社が置かれ、電気機械工業中心地として発展

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改訂新版 世界大百科事典 「スケネクタディ」の意味・わかりやすい解説

スケネクタディ
Schenectady

アメリカ合衆国ニューヨーク州東部の都市。人口6万1821(2000)。モホーク川とバージ運河に面している。1886年に建設されたゼネラル・エレクトリック会社の工場があり,電気機械,電子機器,化学が主要工業である。1661年に定住が行われ,90年にはフランス人とインディアン攻撃を受けて全滅したが,その後,モホーク川を西へ行く交易商人や植民者の宿場として発達した。1820年代のエリー運河の完成と30年代の鉄道の開通によってますます栄えた。48年に始まった機関車の製造が長い間,町の重要な産業であった。
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日本大百科全書(ニッポニカ) 「スケネクタディ」の意味・わかりやすい解説

スケネクタディ
すけねくたでぃ
Schenectady

アメリカ合衆国、ニューヨーク州東部、モホーク川南岸の都市。人口6万1821(2000)。商工業の中心地で、世界最大クラスの多角的企業であるゼネラル・エレクトリック社の中央研究センターがある。そのほか薬品工業、印刷業が盛ん。1661年オランダ人が先住民モホーク(アメリカ・インディアン)の土地を買収して町を設立した。早くから重要な河港として発達し、1820~30年代に入ってのエリー運河、鉄道の開通などにより急速な都市発展をみた。1795年の創立という古い歴史をもつユニオン大学の所在地でもある。

[作野和世]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スケネクタディ」の意味・わかりやすい解説

スケネクタディ
Schenectady

アメリカ合衆国,ニューヨーク州東部の都市。エジソン電気会社,ゼネラル・エレクトリック会社などがあり,電気機械工業の中心地。ほかに運動用具,ニス,ワイヤを産する。ユニオン大学 (1795創立) がある。人口6万 5566 (1990) 。

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