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ススキ(芒∥薄) ススキMiscanthus sinensis Anderss.

世界大百科事典 第2版の解説

ススキ【ススキ(芒∥薄) Miscanthus sinensis Anderss.】

尾花の名で秋の七草の一つに数えられるイネ科多年草(イラスト)。日本全土の日当りのよい山野に普通にみられ,群生することが多く,茎葉が密生して大株となる。茎は高さ1m前後の円柱形で,やや太く,中実で節がある。葉は長さ30~50cmの線形で,幅は6~10mm,先はしだいにとがり,中脈は太く白色で,基部は長い鞘(さや)となり,鞘口に長い毛がある。花序は秋に茎の頂につき,長さ15~30cmの散房状で,短い中軸上に7~多数の枝(総(ふさ))をつけ,各総はその基部から先端まで小穂を密生する。

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世界大百科事典内のススキ(芒∥薄)の言及

【カヤ(茅∥萱)】より

…ススキ,オギ,チガヤなど,主として屋根をふく材料に用いられるイネ科の植物の総称。古来〈刈屋(かりや)の約〉とか〈上屋(かや)の意〉などその語源について諸説があるが,金思燁によれば〈茅〉にあたる古代朝鮮語が,母音子音ともに日本語の〈カヤ〉に対応しており,朝鮮語に基づく可能性が強い。…

【花】より

…8月23日の一遍の忌日に,時宗では薄(すすき)念仏を行う。笹竹(ささだけ)にススキ1束を結んで名号軸を掛け,周囲で踊念仏をする。瀬戸内には葬式をすませた日の晩,死者の寝ていた部屋にススキを立て,念仏する島がある。…

※「ススキ(芒∥薄)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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