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スタブロポリ Stavropol'

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

スタブロポリ
Stavropol'

ロシア南西部,北カフカススタブロポリ地方の行政中心地。大カフカス山脈の北に続くスタブロポリ丘陵にある。 1777年要塞がつくられたことに始り,ロシアとザカフカジエを結ぶ交通路上の要地として発展した。 19世紀末建設されたロストフナドヌー-バクー鉄道が市を通らなかったことから衰えたが,ロシア革命後,北カフカスの行政,経済の中心地として発展してきている。主要工業は後背地の農業地帯で生産される農産物の加工 (製粉,食肉,油脂,ワイン,缶詰,皮革) のほか,機械,化学,縫製などの工業である。農業,教育,医科,工科の各大学,畜産 (ヤギ,ヒツジ) 研究所,人形劇場などの教育・文化施設も集中している。クロポトキンエリスタを結ぶ幹線鉄道から分岐する支線の終点で,ロストフナドヌーとハイウェーで結ばれる。空港がある。人口 39万8266(2010)。

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百科事典マイペディアの解説

スタブロポリ

ロシア南部,北カフカスのスタブロポリ高原にある都市。同名地方の行政中心地。農産物集散の中心。機械,化学,皮革,ブドウ酒などの工業が行われる。1777年ロシアの要塞(ようさい)として創設。

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世界大百科事典 第2版の解説

スタブロポリ【Stavropol’】

ロシア連邦南部,北カフカス中央部の同名地方の主都。人口33万3400(1993)。1777年南部国境防備のためのアゾフ・モズドク要塞線の一つとして建設された。カフカスとロシア中央部を結ぶ交通の要地。革命,内戦を経て1920年2月赤軍により解放。35年から43年までボロシーロフスクと呼ばれた。機械,化学,電気,食品,軽工業が盛んで,北カフカスの産業,文化の中心の一つ。【高橋 清治】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

スタブロポリ
すたぶろぽり
Ставрополь Stavropol'

ロシア連邦の南西部、スタブロポリ地方の行政中心地。人口34万5100(1999)。大カフカス山脈北側斜面の高原上にある。1777年にロシアの要塞(ようさい)が築かれたのが起源で、ザカフカスとロシアとを結ぶ軍事道路の要地とされた。1935~43年にはソ連時代初期の軍人・政治家ウォロシーロフの名にちなみウォロシーロフスクВорошиловск/Voroshilovskと称した。おもな工業は、機械・金属(工作機械、小型機械、機械部品、クレーン車、トレーラー、電気機器)、化学、軽工業、食品加工、家具製作などがある。また、農業、工業、医科、教育、協同組合経営、電気通信などの研究教育施設があるほか、郷土博物館、レールモントフ記念劇場も置かれている。また別の都市で、フィアットの自動車工場で知られるトリアッティ市も、1964年までスタブロポリとよばれていた。[渡辺一夫・上野俊彦]

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世界大百科事典内のスタブロポリの言及

【トリヤッチ】より

…人口67万8000(1993)。旧称はスタブロポリStavropol’で,1964年,この年に死去したイタリア共産党書記長P.トリアッティを記念して改称。66年ソ連政府はイタリアのフィアット社と契約をむすんで,この地への新自動車工場,住宅の建設につとめた結果,工業都市として急成長し,全国からの労働者の流入で人口も急増した。…

※「スタブロポリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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