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スチャバ Suceava

デジタル大辞泉の解説

スチャバ(Suceava)

ルーマニア北東部の都市。ブコビナ地方に位置し、14世紀から16世紀までモルドバ公国の首都が置かれ、シュテファン大公の時代に交易の中心地として栄えた。14世紀建造のスチャバ城、ブコビナ地方の伝統的な民家を再現した野外村落博物館、ボグダン3世が建造した聖ゲオルゲ教会がある。スチャーバ

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世界大百科事典 第2版の解説

スチャバ【Suceava】

ルーマニアのモルドバ地方北部,シレト川上流右岸に発達するスチャバ台地に位置する都市。同名県の県都。人口11万7000(1994)。標高341m,年平均気温8.0℃。古くから中央ヨーロッパや北ヨーロッパ,特にポーランドと黒海沿岸とを結ぶ交通の要地であった。政治・経済の中心地になり,14~16世紀には,モルドバの主都になった。当時,建設されたスチャバ城(別名スカウン城)は,非常に堅固で城壁の厚さは4mにも達したが,今では城跡のみ残る。

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世界大百科事典内のスチャバの言及

【モルドバ】より

…この事実は,マラムレシュから移住したブラフ人と呼ばれていたルーマニア人は少数であったことから,すでにモルドバには多数のルーマニア語を話すモルドバ住民が居住し,彼らがボグダンを支持したことを示している。公国の首都は初めバイアBaiaに置かれ(15世紀にスチャバに移された),ハンガリーの圧力に対抗するため,1387年ペトルPetru1世(在位1375ころ‐91ころ)はポーランド王の宗主権を認めた。また14世紀末からはオスマン帝国の脅威も加わり,1456年にはスルタンへの貢納を余儀なくされた。…

※「スチャバ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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