ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブコビナ」の意味・わかりやすい解説
ブコビナ
Bukovina
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
ヨーロッパ東部、ウクライナとルーマニアにまたがる地域の歴史的呼称。カルパティア山脈北東の山麓(さんろく)地方をさし、シレト川、プルート川、ドニエストル(ドニステール)川の上流地帯にあたる。面積4031平方キロメートル。北部はウクライナに属し、住民の多数はウクライナ(ルテニア)人。南部はルーマニア領で、ルーマニア人を相対多数とする多民族が住む。トルコ領であったが、1774年にオーストリア(当時)のガリツィア地方に編入された。1919年にルーマニア軍により占領され、パリ平和会議でもルーマニア領とされた。1940年6月にソ連はベッサラビアとともにブコビナの割譲をルーマニアに要求、ドイツが難色を示したので、ブコビナは北部のみがソ連に帰属、1991年のソ連解体でウクライナ領となった。
[木戸 蓊]
マイナンバーカードを健康保険証として利用できるようにしたもの。マイナポータルなどで利用登録が必要。令和3年(2021)10月から本格運用開始。マイナンバー保険証。マイナンバーカード健康保険証。...