コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

スラック slack

翻訳|slack

デジタル大辞泉の解説

スラック(slack)

原義はゆるみ、たるみの意》
組織における余剰資源。
線路のカーブ部分で、レールの幅を少し広げて車両が通過しやすいようにしたもの。

スラック(Slack)

米国スラック社が開発したチャットソフトウエア。パソコンやモバイル端末などさまざまな環境に対応し、1対1またはグループでメッセージのやり取りができる。過去のメッセージの検索や引用、ファイルの共有が容易で、多くビジネス向けに利用される。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

スラック【slack】

〔ゆとりの意〕
企業の成長期に蓄積された未利用の余剰資源。余剰人員・遊休設備など。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

スラック
すらっく
slack

線路の曲線部において、車両がきしまないで円滑に通過できるように設ける軌間の拡大寸法。スラックをつけるとき、外側レールはそのままにしておき、内側レールをスラックだけ曲線の内側にずらせることにより軌間を拡大する。
 JR各社の在来線のスラック量は、2軸車・3軸車それぞれについて、曲線半径の区分ごとに決められている。2軸車の場合は、曲線半径200メートル未満であれば5ミリメートルのスラックをつけ、200メートル以上はスラックをつけないこととしている。3軸車の場合は、曲線半径200メートル未満が20ミリメートルのスラック、200メートル以上240メートル未満が15ミリメートル、240メートル以上320メートル未満が10ミリメートル、320メートル以上440メートル未満が5ミリメートルで、440メートル以上はスラックをつけないこととしている。
 スラックは、円曲線の前後で徐々に変化させる必要がある。その基準は、以下のものである。
(1)緩和曲線のある場合はその全長で徐々に0まで減らしてゆく。
(2)緩和曲線のない場合は、円曲線端から当該曲線を走行する車両の最大固定軸距以上の長さの区間において徐々に0まで減らしてゆく。[大澤伸男]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のスラックの言及

【鉄道】より

…カントが大きすぎると逆に曲線の内側に転覆する可能性が生じてしまうため,カント量は曲線半径および列車の通過速度に応じて決定されている。また車両の車軸は少なくとも2軸が同じ台枠に固定されているため,曲線部において車両がきしまず円滑に通過するためには直線部分より軌間を広げる必要があり,その拡大寸法をスラックslackと呼んでいる。車両が直線区間から曲線区間に入るときには曲線半径が無限大から一定の値に急変し,さらに前述のように曲線部においてはカント,スラックが付してあるため大きな衝撃や動揺を受ける。…

※「スラック」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

キラウエア火山

ハワイ諸島の南東端、同諸島中最大のハワイ島南東部を占める玄武岩質の活火山。標高1222メートル。島の中央部にあるマウナ・ロア山、マウナ・ケア山と同様に、傾斜が平均6~7度の緩やかな楯状(たてじょう)火...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

スラックの関連情報