プロラグビーチームによるラグビーユニオンの国際リーグ戦で、SANZAR(South African,New Zealand and Australian Rugby)が主催する。
1986年から6チームで、93年からは10チームで、いずれも南半球のチームによる国際大会が開かれていた。それを源流としてSANZARが設立された96年より、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカの3カ国12チームによる国際リーグ戦・スーパー12が開始された。2006年に2チームが加わってスーパー14に、11年には15チームとなってスーパーラグビーへと改称されている。16年からは更に3チームが加わって、18チームで行うことになっている。96年のスーパー12以降は、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカの3カ国に本拠地を置くチームで行われていたが、16年に加わる3チームのうちの一つはアルゼンチンのチームが、もう一つは日本のチームが参加することになった。
公益財団法人日本ラグビーフットボール協会は、「2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップ2019を成功させるためにも、日本がスーパーラグビーに参加することが必要不可欠なものと考え」(矢部達三専務理事)、16年以降のスーパーラグビー参加チーム拡大に伴って日本チーム参加の立候補をした。SANZAR執行理事会はそれを承認し、14年11月20日に16年から20年のシーズンを対象とする契約書に署名して参加が正式決定した。日本チームは日本代表を強化する目的で代表選手を中心としたチーム編成をする予定となっており、チーム名は「サンウルブズ」となる。サンウルブズは南アフリカグループのアフリカ・カンファレンス(=リーグ戦グループ)1に所属することとなった。
参加チームの所属カンファレンスは次の通り。オーストラレーシアングループのオーストラリア・カンファレンスには、ブランビーズ、ワラターズ、レッズ、フォース、レベルズ。同グループのニュージーランド・カンファレンスには、クルセイダーズ、ブルーズ、チーフス、ハイランダーズ、ハリケーンズ。南アフリカグループのアフリカ・カンファレンス1には、ブルズ、ストーマーズ、チーターズ、サンウルブズ。同グループのアフリカ・カンファレンス2は、ライオンズ、シャークス、キングズ、それにアルゼンチンチーム(名称未定)となっている。
16年シーズンは、まず2月26日から7月16日にかけてレギュラーシーズンが行われる。レギュラーシーズンは、各チームが同一カンファレンスのチームと6試合、カンファレンスの異なる南アフリカグループのチームとは4試合、オーストラレーシアングループのチームとは5試合の、計15試合行われる。そして7月22日から8月6日にかけて上位8チームによるトーナメント戦のファイナルシリーズが行われ、チャンピオンチームが決まる。
ラグビーが盛んなニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ共和国の南半球3か国を中心としたクラブチームでリーグ戦が行われる世界最高峰の大会。略称SR。上記3か国のラグビー協会による連合組織であるSANZAR(サンザー)(South African, New Zealand and Australian Rugby)が運営し、毎年2月から7月までの6か月間にわたって開催される。
日本チームの名称はサンウルブズSUNWOLVESで、英語の太陽(日の丸)と、日本チームの戦略的特徴を表すオオカミを組み合わせて名づけられた。2015年(平成27)3月には、日本チームを運営するための組織として、一般社団法人ジャパンエスアール(JSRA:Japan SR Association)が設立された。公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(JAFU:Japan Rugby Football Union)は、SANZARとの間で2020年までの5シーズンにわたり参加する契約を交わしている。