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セル構造機械 セルこうぞうきかいcellular automaton

世界大百科事典 第2版の解説

セルこうぞうきかい【セル構造機械 cellular automaton】

同一の構造をもった多数の素子(有限オートマトン)を規則正しく配列し,規則正しく結線した系(自動機械)をセル構造機械,セル構造オートマトン,あるいは一様構造機械という。生体の多細胞から成る構造に倣ってセルcell構造と名づけられている。系の配列が一次元のものや二次元のもの,あるいは系が有限個の素子(セル)から成るものや無限個の素子から成るものなど,実際に扱う問題によってさまざまなモデルがある。最も典型的なモデルは,二次元空間を碁盤目状に区切り,各セルが情報を直接交換できる範囲を上下左右の隣接したセルに限定したもので,歴史的にもフォン・ノイマンが自己増殖機械を提案したときに用い,セル構造機械理論の発端となった。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のセル構造機械の言及

【自己増殖機械】より

…ここで論理的といったのは,実際に機械や電子回路など物理的手段でつくるのではなくて,理屈の上では可能という意味である。彼は自己増殖機械の存在を実証するために,セル構造機械(あるいはセル空間)の概念を初めて提唱した。以下にフォン・ノイマンの自己増殖機械の概略を述べる。…

※「セル構造機械」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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