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センボンヤリ

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百科事典マイペディアの解説

センボンヤリ

ムラサキタンポポとも。キク科の多年草北海道〜九州,東アジアの暖〜温帯に分布し,山地や丘陵にはえる。葉は根生しタンポポに似るが,ちぎっても白い汁は出ない。花には春型と秋型があり,春型は5〜15cmの花茎に舌状花のある径1.5cmほどの頭花をつける。

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世界大百科事典 第2版の解説

センボンヤリ【Leibnitzia anandria (L.) Turcz.】

東アジアの東・北部に分布するキク科の多年草(イラスト)。山地の日当りのよい林縁に生え,春と秋にそれぞれ形状の異なる頭花をつける。春には小さなタンポポに似た白い花を開く。閉じると裏側が淡い紫色を帯びているので,ムラサキタンポポとも呼ばれる。秋には長い花茎の先に閉鎖花をつける。多数の花茎を,立てかけた1000本の槍に見たてたところから,センボンヤリの和名がついた。根出葉はロゼット状に発達し,倒卵状長楕円形で頭大羽状に中裂する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

センボンヤリ
せんぼんやり / 千本槍
[学]Leibnitzia anandria (L.) Turcz.

キク科の多年草。春と秋に、それぞれ異なる頭花をつける。春、白色の小さなタンポポに似た頭花が開き、花が閉じると裏側が淡い紫色を帯びているのでムラサキタンポポともよばれる。名のヤリは秋の閉じたままの頭花が30~60センチメートルの花茎の先に上向きにつくようすを槍(やり)に見立てたもので、センボンは群生するようすを表している。春型の花茎は短く、約10センチメートルである。山地や丘陵地の林縁に生え、北海道から本州および東アジア北部に広く分布する。[小山博滋]

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