デジタル大辞泉 「タクアレンボ」の意味・読み・例文・類語 タクアレンボ(Tacuarembó) ウルグアイ北部の都市。タクアレンボ州の州都。19世紀前半に建設。古くから先住民のグアラニー族が居住し、名称はグアラニー語で「葦の川」を意味する。周辺では牧畜が盛んで、農産物の集散地となっている。聖フルクトゥオソ大聖堂、グアラニー族の文化を紹介する博物館がある。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タクアレンボ」の意味・わかりやすい解説 タクアレンボTacuarembó ウルグアイ中北部,タクアレンボ県の県都。首都モンテビデオの北約 340km,アエド丘陵の東麓にある。 1831年建設。牧畜地帯の商工業中心地で,食肉,羊毛,皮革などの集散,加工が行われる。古くからインディオのグアラニ族が住んでいたところで,市名はこの地域に特有のアシに似た植物を呼ぶグアラニ語に由来。市内にはインディオ博物館,聖フルクトゥオソ大聖堂 (1834) などがあり,観光業も発展してきている。同国中北部の交通の中心地で,首都からブラジルへ通じる鉄道が通るほか,市から放射状に道路が延びる。人口4万 470 (1985) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報