タラワ

デジタル大辞泉 「タラワ」の意味・読み・例文・類語

タラワ(Tarawa)

キリバス共和国首都環礁であるタラワ島を構成するバイリキ島に位置する。かつて英領ギルバート諸島の首都が置かれ、独立後も政治中心地となった。

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精選版 日本国語大辞典 「タラワ」の意味・読み・例文・類語

タラワ

  1. ( Tarawa ) 太平洋中部、キリバス共和国の首都。同国西部、ギルバート諸島北部のタラワ島に位置する。バイリキとも。

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百科事典マイペディア 「タラワ」の意味・わかりやすい解説

タラワ[島]【タラワ】

キリバス北東部にある島で首都所在地。コプラを産する。住民ミクロネシア人。1892年以降イギリス領となりギルバート諸島の中心地とされた。1941年日本が占領し,太平洋戦争中は日米激戦地。23km2。4万529人(2010)。
→関連項目ギルバート[諸島]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タラワ」の意味・わかりやすい解説

タラワ
Tarawa

中部太平洋,キリバス西部,ギルバート諸島の環礁。約 35kmにわたって比較的大きな9つの島と数多くの小島V字形に連なる。同国の人口の約 35%が集中し,北部に首都バイリキがある。東端にはサンゴ礁に囲まれた良港ベシオをもち,中央部のボンリキには空港もある。コプラなどを輸出。第2次世界大戦の戦場で,1943年 11月,ベシオに上陸したアメリカ海兵隊と戦った日本軍は4日間の戦闘で玉砕した (→タラワの戦い ) 。面積 31km2。人口2万 8802 (1990) 。

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