デジタル大辞泉 「ダンドゥット」の意味・読み・例文・類語 ダンドゥット(〈インドネシア〉dangdut) インドネシア都市部の労働者階級に絶大な支持を受けるポピュラー音楽。マレーの大衆歌謡ムラユー音楽にインドの映画音楽やイスラムのダンス音楽、ロックなどの要素を加え、ロマ=イラマが1960年代後半に創始した。名称はインドネシアの両面太鼓クンダンが出す音の擬声語から。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
百科事典マイペディア 「ダンドゥット」の意味・わかりやすい解説 ダンドゥット インドネシアのポピュラー音楽。男性歌手ロマ・イラマ(〈ダンドゥット〉の王と呼ばれる)が1960年代末からオルケス・ムラーユ(マレー的要素に西洋音楽を加えた複合音楽を演奏するアンサンブル)とロック音楽を融合させて創造。1970年代中頃から1980年代中頃にかけて,都市の下層大衆を中心に大流行。現代化の過程でオルケス・ムラーユの持っていた要素のうち,アラブの影響は減少傾向をたどったが,インドの影響は保たれた。歌にはイスラムの教訓を盛り込んだものが多い。女性歌手エルフィ・スカエシは〈ダンドゥットの女王〉と呼ばれる。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by
音楽用語ダス 「ダンドゥット」の解説 ダンドゥット[dangdut] インドネシアで'70年代ごろから始まった現代の歌謡曲。古くからある歌謡曲、クロンチョンに西洋のポップスやマレーシアのポップスの要素を取り込んだもの。 出典 (株)ヤマハミュージックメディア音楽用語ダスについて 情報 Sponserd by