チャゴス諸島(読み)チャゴスしょとう(英語表記)Chagos Archipelago

  • チャゴスしょとう ‥ショタウ
  • チャゴスしょとう〔シヨタウ〕

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

インド洋中部にあるイギリス領の島群。インド亜大陸の南南西約 1600kmに位置。5つのサンゴ礁の主島と,周辺の小島から成る。最大の主島ディエゴガルシア Diego Garcia島 (44km2) にはアメリカ軍の海軍基地がある。主島のうち2島は無人島。総面積 197km2ココナッツコプラを輸出。モーリシャス領有権を主張し,返還を要求している。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

大小60以上の環礁や小島群からなる。ポルトガルによって16世紀に「発見」された後、1814年に英国の保護領になり、モーリシャスの一部として統治。1965年、モーリシャスから分離され、「英インド洋領土」に編入。翌66年、米国との防衛協力の一環で、諸島内のディエゴガルシア島を米国に50年間貸与することで合意。島民約2千人がモーリシャスやセーシェルに移住させられた。

(2015-04-22 朝日新聞 朝刊 2外報)

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

インド洋中央部、モルジブ諸島の南方約400キロメートルに位置するサンゴ礁性の諸島。イギリス領インド洋植民地に属する。最南端にある主島ディエゴ・ガルシアDiego Garcia島のほか、デンジャー島、ネルソンズ島などがある。面積78平方キロメートル。ココナッツ油、コプラ、魚貝類を産する。イギリスとアメリカの防衛協定に基づき、ディエゴ・ガルシア島にはアメリカの軍事基地が設置されている。

[林 晃史]

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精選版 日本国語大辞典の解説

(チャゴスはChagos) インド洋中央部、モルジブ諸島の南に位置する島群。珊瑚(さんご)礁からなる。一八一〇年以来イギリス領で、オーストラリア航路の中継地。米英協定によりアメリカの海軍基地となる。

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