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チャドル チャドル〈ペルシア〉chador

百科事典マイペディアの解説

チャドル

ペルシア語でイスラムの女性の着る,頭から全身をすっぽりおおう伝統的な黒地の服。アラビア語ではハバラhabara。イスラムでは教義により女性は体の線を見せたり肌,髪を露出しないこととされているため,地域や国,民族,宗派によりさまざまな形,種類のものがある。
→関連項目ヒジャーブ

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世界大百科事典 第2版の解説

チャドル【chādor】

ペルシア語で,イスラム教徒の女性の伝統的な服を指す。アラビア語ではハバラḥabaraという。既婚の女性が着る,身体をすっぽり包む黒地の着物を意味する。布地はたっぷりと余裕をもたせて裁断してあるが,それは女性の身体の線があらわにならないためであり,エジプトの農村部では,女性は外出する時に今でも必ずこれをまとう。ミラーヤmilāya呼ばれるものもあるが,カイロの下町の庶民階級の女性は現在もこれを身につけており,やはり外出時に色ものの服の上に頭からすっぽりかぶり,腰のあたりに巻き付けるようにして着る。

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大辞林 第三版の解説

チャドル【chādor】

イスラム教徒の女性が外出の際、頭から全身を覆うように着用する大きな布。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

チャドル
ちゃどる
chadorchaddor

コーランの教えに従い、イスラム教徒の女性が外出の際、他人に顔を見られないように、すっぽりと頭から全身を覆うように着用するマント状の大型の布のこと。ベール付きのものや丈の短いものなどがある。この語はペルシア語であるが、パキスタンアフガニスタンではチャドリchadori、インドではブルカburka, burkha、アラブ圏では、アバまたは、イザールizarなどという。[石山 彰]

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