チャーチ(英語表記)Church, Richard William

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「チャーチ」の解説

チャーチ
Church, Richard William

[生]1815.4.25. リスボン
[没]1890.12.9. ドーバー
イギリスの神学者。オックスフォード大学卒業。 1838年オリエル学寮の評議員に選出され,J.ニューマンと知合い,オックスフォード運動を起した。ニューマンらは,イギリス国教会カトリックプロテスタントの中道 via mediaという考えにあきたらずカトリックに改宗したが,チャーチは中道説を信奉。ウォットリー教区牧師をつとめたあと,71年聖ポール聖堂司祭長に任命された。主著『ダンテ論,その他』 Dante and other Essays (1888) ,『オックスフォード運動』 The Oxford Movement (91) 。

チャーチ
Church, Frank

[生]1924.7.25. アイダホボイス
[没]1984.4.7. メリーランド,ベセズダ
アメリカの政治家。スタンフォード大学卒業。弁護士を経て,1956年アイダホ州より連邦上院議員に当選。上院外交委員会の多国籍企業に関する小委員会,内務委員会の水力資源小委員会,政府の諜報活動を調査する特別委員会の委員長を歴任し,民主党のリベラル派有力議員として活躍。 80年連邦上院議員選挙で落選

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日本大百科全書(ニッポニカ)「チャーチ」の解説

チャーチ
ちゃーち
Frederic Edwin Church
(1826―1900)

19世紀アメリカの典型的な風景画家。ハドソン・リバー派の創始者トマス・コールの晩年に師事したが、やがて旧約的、幻想的なコールの世界から離れて、新大陸の雄大な景観を写実的にとらえる方向に進み、1857年の大作『ナイアガラの滝』(コーコラン美術館)により一躍名声を高めた。アメリカ国内はもちろん、南米からカナダのラブラドルまで足を延ばして大自然の驚異を絵画化。コールの文学臭はなかったが、劇的な状況設定を得意としたため、広く一般から支持された。

[桑原住雄]


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デジタル版 日本人名大辞典+Plus「チャーチ」の解説

チャーチ Church, Ella R.

1861-1918 アメリカの女性宣教師,教育者。
1861年8月5日生まれ。明治22年(1889)バプテスト派から派遣されて来日,東京の駿台(しゅんたい)英和女学校でおしえる。25年兵庫県姫路に私塾をひらき,26年品川悠三郎らと日ノ本女学校(現日ノ本学園短大)を創立し校長となった(開校式は28年)。34年病気のため帰国。1918年1月5日死去。56歳。コネティカット州出身。

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精選版 日本国語大辞典「チャーチ」の解説

チャーチ

〘名〙 (church) キリスト教徒の共同体。また、その集合所、礼拝所。教会堂。
※自由之理(1871)〈中村正直訳〉二「西教の会堂(チョアチ)、〈略〉旧き勢力乏しき教派の上に超出し」

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