デジタル大辞泉 「ツナグ」の意味・読み・例文・類語 つなぐ【ツナグ】[書名] 辻村深月の連作小説集。一生に一度、生者と死者を再会させるという使者について描かれた物語。平成22年(2010)刊。翌年、第32回吉川英治文学新人賞受賞。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
デジタル大辞泉プラス 「ツナグ」の解説 ツナグ ①辻村深月の連作短編ファンタジー小説集。死者に会いたい人の依頼を受けてその死者を呼び出し、依頼人に会わせることができる使者、“ツナグ”となった主人公、歩美が、さまざまな依頼人や死者との出会いを通じて成長していくさまを描く。2009年から2010年にかけて雑誌「yom yom」に断続的に掲載。単行本は2010年刊行。2011年、第32回吉川英治文学新人賞受賞。②2012年公開の日本映画。①を原作とする。監督:平川雄一朗。出演:松坂桃李、樹木希林、仲代達也ほか。死者との再会を望む人と死者との仲介者“ツナグ”の見習いをつとめる高校生の成長を描くファンタジー。 つなぐ 日本のポピュラー音楽。歌は男性アイドルグループ、嵐。2017年発売。作詞:paddy、作曲:Peter Nord、Kevin Borg。メンバーの大野智主演、同年公開の映画「忍びの国」の主題歌。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報