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テトゥアン Tétouan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

テトゥアン
Tétouan

モロッコ北部,テトゥアン州州都。地中海岸から 11km,マルティン川に臨む。 14世紀にマリーン朝のスルタンたちがこの地に要塞を築いたが,スペインの襲撃を受けて破壊された。 16世紀にはスペインからの難民のイスラム教徒がここに居住するようになった。 1860年と 1913年の2回にわたりスペイン軍が占領,1956年のモロッコ独立までスペイン保護領の首都となった。いまなお三方に城壁をめぐらす旧市街は,1997年世界遺産の文化遺産に登録。商業中心地で,手工芸品,家畜,果実,缶詰類の取り引きが盛ん。織物,石鹸,マッチ,建築材料の製造も行なわれる。人口 19万 9615 (1982) 。

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デジタル大辞泉の解説

テトゥアン(Tétouan)

モロッコ北部、地中海沿岸の港町イスラム文化とスペイン文化が融合した独特な景観をもつ。城壁に囲まれ白壁の家が立ち並ぶ旧市街は、1997年、「テトゥアン旧市街」の名で世界遺産(文化遺産)に登録された。旧称ティタウィン

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百科事典マイペディアの解説

テトゥアン

タトワン

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

テトゥアン
てとぅあん
Tetun

北アフリカ、モロッコ北部の商工業都市。地中海沿岸のリフ山脈南麓(なんろく)に位置する。テトゥアン県の県都。人口36万7349(1994)。古くから港町として栄えたが、15世紀にスペイン軍に破壊された。のち再建され商業都市として発展した。1912年スペイン領モロッコの首都となり、56年独立とともにモロッコに復帰した。地中海に臨む台地上に市街地があり、旧市街と新市街に分かれる。旧市街地は1997年に世界遺産の文化遺産として登録されている(世界文化遺産)。食品、繊維、化学などの工業が発展している。[藤井宏志]

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