テンペ(英語表記)Tempe

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

テンペ
Tempe

アメリカ合衆国,アリゾナ州中南部の都市。 1872年入植。アリゾナ州立大学 (1885創立) には F. L.ライトが設計した記念講堂がある。第2次世界大戦後人口が増加し,軽工業が発達した。ソルト川灌漑事業の結果,農業もまた,この地域の基幹産業となった。人口 16万1719(2010)。

テンペ
Tempea

ギリシア,テッサリア北部の細長い峡谷。現テンビ峡谷。オリュンポス山とオッサ山にはさまれ,ピネウス川が流れている。伝承ではこの峡谷は,地震あるいはポセイドン神の三叉のほこに削られたためと伝えるが,実際は浸食によるものである。マケドニアとテッサリアを結ぶ交通の要路であったため,前 480年のアケメネス朝ペルシアの王クセルクセス1世の侵攻,前 336年のアレクサンドロス3世 (大王) の最初のギリシア侵攻,あるいは第3次マケドニア戦争など,たびたび戦略上の要地として争いの的となった。アポロン神が大蛇ピュトンを退治したとき,ピネウス川の水で身を清めたという伝説もあり,神殿が建てられていた。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

テンペ

インドネシアで400年以上食べられている伝統食ハイビスカスの葉の裏などにあるテンペ菌で、ゆでた大豆を発酵させて作る。粘りがなく、納豆に比べてにおいやくせが少ない。揚げる、焼く、煮込むなどさまざまに調理される。

(2017-05-24 朝日新聞 朝刊 静岡全県・2地方)

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デジタル大辞泉の解説

テンペ(〈インドネシア〉tempe)

インドネシアの伝統的な大豆の発酵食品。納豆に似ているが、粘りやにおいはない。油で揚げたり焼いたり煮たりして食べる。

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大辞林 第三版の解説

テンペ【tempe】

インドネシアやマレー半島などの伝統的な食品の一。大豆を蒸して、テンペ菌を加えて発酵させ、白い菌糸でケーキ状に粒を固めたもの。薄切りにし、油で揚げたり炒め物に入れたりする。

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