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ディール Diehl, Karl

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ディール
Diehl, Karl

[生]1864.3.27. フランクフルトアムマイン
[没]1943.5.12. フライブルク
ドイツの経済学者。ベルリン,イェナ,ハレの各大学に学んだのち,ハレ,ロストク,ケーニヒスベルク,フライブルクの各大学教授を歴任。社会哲学の流れを継承し,経済現象を解釈するのに社会法的把握のうえに立ち,個別経済から出発する限界効用学派経済学を排して,現実の社会的経済的条件を考慮すべきことを強調した。 P.プルードン,D.リカード,K.マルクスの研究でも著名。主著『マルクス経済学における価値と価格の関係について』 Uber das Verhältniss von Wert und Preis im Okonomischen System von Karl Marx (1898) ,『リカード経済学』 Sozialwissenschaftlichen Erläuterungen zu David Ricardo Grundgesetzen der Volkswirtschaft und Besteuerung (2巻,1905) ,『社会問題二十五講』 Uber Sozialismus,Kommunismus und Anarchismus (06) ,『理論経済学』 Theoretische Nationalökonomie (4巻,16~33) など。

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デジタル大辞泉の解説

ディール(deal)

(物を)取引すること。売買。「外交的なディールを行う」「ディールのスピードが上がる」

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ディール
でぃーる
Karl Diel
(1864―1943)

ドイツの経済学者。ベルリン、イエナ、ハレの大学に学び、ケーニヒスベルク、フライブルク大学の教授を歴任。業績は多方面にわたるが、若い時代からプルードン、リカード、マルクスなどへの学説史研究を進めた。彼はリカードなどの古典派経済学から出発しながらも、その自然法則的理論を排し、また、当時勃興(ぼっこう)した限界効用学派をも退けて、経済を社会・法律的基礎に立脚して扱うことを主張し、社会法学的経済学を提唱した。『社会主義・共産主義・無政府主義について』(1906)、『理論的国民経済学』全四巻(1916~33)、『資本主義の法律的基礎』(1929)の著作は、彼の経済学の形成過程を示している。[村橋克彦]

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