デジタル家電

百科事典マイペディアの解説

デジタル家電【デジタルかでん】

デジタル技術を用いた情報処理機能をもち,通信機能によるネットワークへの接続が可能な家電機器。すでに普及が進んでいる多機能電話,パソコン,デジタルカメラ,デジタルビデオなどの情報家電に加えて,今後の普及が期待されるのが白物家電の分野。インターネットから得たレシピに従って最適の加熱手順を行う電子レンジ,外出先から庫内をチェックできる冷蔵庫電気ポットの使用状況をモニターし一人暮しの老人の生活状況をチェックするシステムなどが注目される。一方で,ネットワークセキュリティの確保,国内外の規格統一,価格・使い勝手利用者に受容されるかどうかなどの課題も存在する。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

IT用語がわかる辞典の解説

デジタルかでん【デジタル家電】

家庭電化製品のうち、デジタルデータを取り扱うことができるもの。狭義にはコンピューターネットワークを通じた通信機能を持たないDVDレコーダー・デジタルカメラなどを指すが、広義にはインターネットやパソコンに接続する機能を持つ情報家電も含む。

出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報

大辞林 第三版の解説

デジタルかでん【デジタル家電】

コンピューターを内蔵し、デジタル技術によって各種機能を制御する家庭用電器製品。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

デジタル家電
デジタルかでん

デジタル技術を組合せて情報処理機能を付加した家庭用電器機器。パソコンとテレビを組合せたインターネットテレビなど AV機器分野で研究・開発が活発に進められているほか,冷蔵庫や洗濯機などいわゆる「白物家電」の分野でもデジタル機能をもった新製品が生れようとしている。利用状況の異常を察知して人を派遣するようにプログラミングされたインターネット電気ポットはすでに試作品が発表された。さらに,携帯電話やインターネットを使って,家庭内に設置した受信端末に指令を送り,AV機器や洗濯機をコントロールしたり冷蔵庫のなかの食品の在庫を自動的にチェックしてスーパーやコンビニに発注するシステムなども開発中である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

デジタル家電
でじたるかでん

映像や音声をデジタルデータで入出力できる家庭電化製品の総称。データを伸長・圧縮できるため、従来のアナログ家電より細かくてきれいな画像や雑音の少ない音声を視聴できる。薄型テレビ、デジタルカメラ、DVDレコーダーが代表例で、「新三種の神器」とよばれる。インターネットなどの普及に伴い、ネット対応の冷蔵庫、ゲーム機、携帯電話などもデジタル家電に含まれる。
 世界の市場規模は7000億ドル(70兆円)を超えたと推定されている。デジタル家電の売れ行きはその製品だけでなく、内部に組み込まれた部品や半導体などの需要も左右し、生産や消費への影響力が大きい。2000年代初頭からデジタル家電の生産・消費・在庫動向から景気動向をみる「デジタル景気」という概念も登場している。
 デジタル家電の技術開発競争は激しいうえ、開発には巨額の設備投資を伴う。他方、小売り現場では、薄型テレビを先頭にデジタル製品の値下げ競争も著しい。このためデジタル家電を製造する企業の合従連衡(がっしょうれんこう)の動きが相次いでおり、DVDレコーダーや携帯音楽プレーヤーなどでは上位企業による寡占化が進んでいる。[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

エミュー

ヒクイドリ目エミュー科。ダチョウに似た大型の飛べない鳥。オーストラリア固有種で,国鳥。全長 140~164cm,背丈 150~190cmで,雌のほうがやや大きい。翼は羽毛に覆われて見えないが,約 20...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

デジタル家電の関連情報