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デュバル Duval, Claude

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

デュバル
Duval, Claude

[生]1643. ノルマンディー
[没]1670.1.21. ロンドン
フランス生れの追いはぎ。 1660年イギリス王政復古の際リッチモンド公の小姓としてイギリスに渡り,追いはぎになり,大胆さと侠気で名を揚げたが,ロンドンで捕えられ処刑された。

デュバル
Duvall, Robert

[生]1931.1.5. カリフォルニア,サンディエゴ
アメリカ合衆国の俳優。アメリカ海軍将校を父として生まれ,1953年イリノイ州のプリンシピア大学を卒業。朝鮮戦争中に 2年間の兵役を経験したのち,ニューヨークのネイバーフッド・プレイハウスで演劇を勉強し,オフ・ブロードウェーやブロードウェーの舞台に立つ。映画初出演作の『アラバマ物語』To Kill a Mockingbird(1962)では,謎めいた引きこもりの男を演じ,端役ながら印象に残るデビューを飾った。その後は映画の小作品やテレビドラマに次々と出演し,しだいに大作映画の重要な脇役を演じるようになった。『ゴッドファーザー』The Godfather(1972)と続編『ゴッドファーザー PART II』The Godfather, Part II(1974)では,商魂たくましいマフィアの顧問弁護士を好演。1作目で初めてアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた。『地獄の黙示録』Apocalypse Now(1979)で再び助演男優賞候補,『パパ』The Great Santini(1980)で主演男優賞候補となり,落ちぶれたカントリー・ミュージックの元スターを演じた『テンダー・マーシー』Tender Mercies(1983)でついにアカデミー賞主演男優賞を受賞した。

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世界大百科事典 第2版の解説

デュバル【Claude Duval】

1643‐70
イギリスの悪漢。Du Vallとも書く。フランス人として生まれ,1660年,パリ亡命中のイギリス王チャールズ2世が王位復帰のとき,その家臣の従者としてイギリスに渡り,以後街道筋の追いはぎ強盗となる。女性に対しては丁重親切との評判が立ち,1670年1月20日処刑の際には多くの婦人が涙にくれ,その後も歌を通して名を残した。彼の墓碑銘に〈男性よ財布に,女性よハートに御用心〉とある。【小池 滋】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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