トヨタカップ

デジタル大辞泉 「トヨタカップ」の意味・読み・例文・類語

とよた‐カップ【トヨタカップ】

TOYOTA Cup》日本の自動車メーカーであるトヨタ自動車協賛して開催された、サッカークラブチームによる世界選手権大会通称
[補説]1980年から2004年までは「トヨタヨーロッパ/サウスアメリカカップ」の名称で、日本で開催され、欧州南米の各クラブ選手権大会で優勝したチームが対戦した。前身のインターコンチネンタルカップは1960年に始まり、南米と欧州で開催されていたが、サポーター同士の衝突が激化したことなどから、第三国の日本で開催されることになった経緯がある。2005年、国際サッカー連盟FIFA)が主催する同様の大会と統合・再編され、翌年から名称が「FIFAクラブワールドカップ」に変更。トヨタ自動車は、2014年大会まで冠スポンサーを務めた。→クラブワールドカップ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「トヨタカップ」の意味・わかりやすい解説

トヨタ・カップ
Toyota Cup / Copa Toyota

ヨーロッパと南アメリカのクラブ王者が対戦するサッカーの試合。実質的なクラブ世界一を争う大会といえる。 1960年にインターコンチネンタル杯 (世界クラブカップ) として開催され,当初ホームアンドアウェー方式で実施されていたが,ヨーロッパと南アメリカの対抗意識が高じて乱闘になるなど荒れた試合が増えたため,ヨーロッパ勢がしばしば対戦を拒否。このため 1981年から中立国の日本で,トヨタ自動車の協賛を得て一発勝負で開催することになった。トヨタ・カップとしては 2004年大会が最後となり,2005年からは発展的に解消するかたちで,6大陸のクラブ王者が出場する国際サッカー連盟 FIFA主催の世界クラブ選手権に吸収されることになった。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「トヨタカップ」の意味・わかりやすい解説

トヨタカップ
とよたかっぷ

ヨーロッパ/サウスアメリカ・カップ

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