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トルガ Torga, Miguel

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

トルガ
Torga, Miguel

[生]1907.8.12. トラズオズモンテス,サンマルティーニョデアンタ
[没]1995.1.17. ポルトガル,コインブラ
ポルトガルの詩人,小説家。本名 Adolfo Correia da Rocha。コインブラ大学医学部卒業。同大学でブランキーニョ・ダ・フォンセカとともに雑誌『シグナル』 Sinal (1930) ,のちに『宣言』 Manifestoを創刊。一時,雑誌『存在』 Presençaのグループに属していた。ポルトガル近代主義の代表的作家で,詩,短編,長編小説,戯曲,評論などさまざまなジャンルで活躍。代表作,詩『ヨブの別の書』O Outro Livro de Job (1936) ,『数編のイベリアの詩』 Alguns Poemas Ibéricos (1952) ,自伝的小説『天地創造』A Criação do Mundo (3巻,1937~39) ,詩と散文で書かれた『日記』 Diário (10巻,1941~68) ,短編集『けだもの』 Bichos (1940) ,『山岳の新しい物語』 Novos Contos da Montanha (1944) 。

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世界大百科事典 第2版の解説

トルガ【Miguel Torga】

1904‐95
ポルトガルの詩人,小説家。本名ロシャAdolfo Rocha。典型的なポルトガル人,イベリア人でありながら,ヨーロッパ人,コスモポリタンとも呼びうるほど多面的な特質を有する作家である。数多くの詩集を出しているが,現代ポルトガル最高の短編小説家と呼ぶべきであろう。その作品は農村的なテーマから,アダム,イブなど宗教的なテーマにまで及んでいる。作品としては《もう一つのヨブ記》(1936),《解放》(1944),《煉獄》(1954)などがあるが,とくに《日記》11巻(1941‐73)は彼の思想的遍歴を知り,作品を理解するために非常に重要である。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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