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トルコ行進曲

デジタル大辞泉プラスの解説

トルコ行進曲

ドイツの作曲家L・v・ベートーヴェンの管弦楽曲。原題《Marcia alla turca》。劇付随音楽アテネの廃墟』の第5曲。ピアノ編曲版もある。

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デジタル大辞泉の解説

トルコこうしんきょく〔‐カウシンキヨク〕【トルコ行進曲】

モーツァルト作曲のピアノソナタ第11番第3楽章の通称。当時流行の異国趣味を取り入れたもの。
ベートーベンの管弦楽曲。劇付随音楽「アテネの廃墟」の第5曲の通称。1811年の作。「創作主題による六つ変奏曲」の主題を転用している。

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百科事典マイペディアの解説

トルコ行進曲【トルコこうしんきょく】

楽曲名。(1)ベートーベンの劇音楽《アテネ廃墟(はいきょ)》(1811年)の第4曲。前身はピアノ独奏用の《トルコ行進曲を主題とする6つの変奏曲》(1809年)。

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世界大百科事典 第2版の解説

トルコこうしんきょく【トルコ行進曲 Turkish march】

トルコの軍楽隊メヘテルハーネのリズムを特徴とする音楽。オスマン帝国のヨーロッパ侵攻などの影響で18世紀ごろからトルコ風軍楽隊が各地に誕生した。芸術音楽においても18世紀から19世紀にかけてその語法を取り入れた多くの作品が書かれた。モーツァルトの《ピアノ・ソナタ》(K.331)の第3楽章のトルコ行進曲は最も有名であるが,そのほかモーツァルトの《バイオリン協奏曲第5番》(K.219)もフィナーレにこの語法を取り入れている。

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大辞林 第三版の解説

トルコこうしんきょく【トルコ行進曲】

モーツァルト作曲のピアノ-ソナタイ長調 K331 の第三楽章の通称。
ベートーベン作曲の「アテナイの廃墟」作品一一三の第四曲。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

トルコ行進曲
とるここうしんきょく
Trkischer Marsch

モーツァルト作曲のピアノソナタ第11番イ長調(K331)の第三楽章の俗称。アレグレット、イ短調、4分の2拍子で書かれたこの楽章は、当時流行していた異国趣味に倣い「トルコ風のロンド」Rondo alla turcaという標題をもち、その独特な旋律やリズムゆえに、現在では単独で演奏されるほど広く親しまれるようになった。また、ベートーベンのピアノのための六つの変奏曲ニ長調(作品76)の主題も、のちに序曲と八曲からなる付随音楽『アテネの廃墟(はいきょ)』(作品113)に「トルコ行進曲」として転用されたため、この名称でよばれることがある。[三宅幸夫]

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世界大百科事典内のトルコ行進曲の言及

【軍楽隊】より

…軍楽隊に輸入された楽器は17世紀末から順次オーケストラにも取り入れられた。また行進曲のリズムを模した〈トルコ行進曲〉が数多く作曲されたが,モーツァルト,ベートーベンのものが有名である。 18~19世紀,各国は軍事力の拡張に伴い,軍楽隊はその重要性を増すこととなった。…

※「トルコ行進曲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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