劇音楽(読み)げきおんがく

精選版 日本国語大辞典 「劇音楽」の意味・読み・例文・類語

げき‐おんがく【劇音楽】

  1. 〘 名詞 〙 オペラバレエ歌舞伎の下座音楽などのように、演劇的な台詞歌詞舞台装置などを伴う音楽。演劇や映画テレビのドラマ番組などに付けられる伴奏音楽(付随音楽)をいうこともある。舞台音楽。

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音楽用語ダス 「劇音楽」の解説

劇音楽

劇の台本進行に合わせ作曲された音楽。劇や芝居を盛り上げ、様々な効果を作り出すために創作される。序曲間奏曲、挿入曲などからなる。メンデルスゾーンによるシェークスピアの「真夏の夜の夢」が有名。現代テレビドラマや映画で考えれば、サウンドトラックがそれにあたる。=劇附随音楽

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「劇音楽」の意味・わかりやすい解説

劇音楽
げきおんがく
dramatic music

劇的な内容をもつ音楽。戯曲的要素をもつオラトリオ受難曲,バレエ,カンタータなどがこれに属するが,最も典型的な例は,台本に従った舞台装置や動作を伴い,演劇と音楽の高度融合という形をとるオペラである。

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