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ドイツ文字 ドイツモジ

デジタル大辞泉の解説

ドイツ‐もじ【ドイツ文字】

ラテン文字の一変種で、装飾の多い字体。12世紀ごろからドイツを中心に発達し、14、5世紀にはヨーロッパ各地に普及した。その後は衰退したが、ドイツでは第二次大戦のころまで広く用いられた。

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百科事典マイペディアの解説

ドイツ文字【ドイツもじ】

いわゆる〈亀の甲文字〉。12世紀ころにできた角ばったゴシック字体をもとにつくられた字体。印刷術の発明とともに他の国ではこの字体を使わなくなったが,ドイツだけが長くこれを使用。
→関連項目ドイツ語

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大辞林 第三版の解説

ドイツもじ【ドイツ文字】

ローマ字の一変種。装飾の多い太い字体。中世の西欧諸国に普及したがルネサンス期に衰退。ドイツでは第二次大戦まで存続した。亀の子文字。フラクトゥーア。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ドイツ文字
どいつもじ
Frakturドイツ語

12世紀ごろからドイツを中心に発達したラテン文字の特殊な直線的、鋭角的な字体。日本ではひげ文字ともよばれる。14、15世紀にはヨーロッパ各地に普及し、グーテンベルクが初めて印刷に用いたのもこの活字である。その後、イタリアで発達した円みのある古典的なローマ字体が優勢となったが、ドイツでは国民的な文字として長く愛用された。しかし、現在では一部の装飾的用法を除き通常の印刷物ではほとんど用いられない。[松本克己]

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世界大百科事典内のドイツ文字の言及

【ドイツ語】より

… また同じ頃,ドイツ語の発音の面においても,ジープスTheodor Siebsの北ドイツの発音に基づく《ドイツ語舞台発音》(1898)によって,統一・規範化が行われている。 ドイツの文字としては,ローマ字体のほかに,独特のドイツ文字,いわゆる〈亀の甲文字〉が知られているが,これは12世紀にドイツで形成されたゴシック字体を基礎として16世紀にでき上がった字体であり,北部ヨーロッパに広まった。ドイツでは第2次世界大戦ころまでしばしば用いられたが,戦後はローマ字体に取って代わられた。…

※「ドイツ文字」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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