ドルイド教(読み)ドルイドキョウ

デジタル大辞泉 「ドルイド教」の意味・読み・例文・類語

ドルイド‐きょう〔‐ケウ〕【ドルイド教】

druidism》ガリア・ブリタニアに定着した古代ケルト人の宗教ドルイドとよばれる神官中心に、占い天文知識、聖樹崇拝を重視し、霊魂不滅、輪廻りんね教義を説いた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「ドルイド教」の意味・わかりやすい解説

ドルイド教【ドルイドきょう】

古代ケルト人の宗教。その司祭をドルイドDruideといい,占いを行い,生活面でも指導者であった。霊魂の不滅を信じ,主神を中心にして系統づけられた動植物天空の自然神を崇拝。祭礼は樫の木の森で行われ,人身供犠もあった。キリスト教のために衰滅カエサルガリア戦記》やタキトゥス記述
→関連項目メーデー

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