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ドンブロフスカ ドンブロフスカDąbrowska, Maria

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ドンブロフスカ
ドンブロフスカ
Dąbrowska, Maria

[生]1889.10.6. カリシュ
[没]1965.5.19. ワルシャワ
ポーランド女流作家スイスベルギーイギリスの各大学で学んだのち作家活動に入り,土地も家ももたない農民たちを写実的に描いた短編集『かの地から来た人々』 Ludzie stamtąd (1925) を発表。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典 第2版の解説

ドンブロフスカ【Maria Dąbrowska】

1889‐1965
ポーランドの女流小説家。卓越した散文家として第1次・第2次両大戦間期の文壇ではナウコフスカと人気を二分した。大作《夜と昼》(1932‐34)は,ポーランド版《チボー家の人々》といわれる。戦前・戦後にわたって人間のモラルと労働の価値を問う地道な社会小説家の道を貫き,《暁の星》(1955)には戦後ポーランドの諸事情が克明に伝えられる。【西 成彦】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ドンブロフスカ
どんぶろふすか
Maria Dbrowska
(1889―1965)

ポーランドの女流小説家。ローザンヌブリュッセルの大学に学んだのち、社会評論から出発、1912年ロンドン留学中に処女短編小説集を出した。第一次世界大戦中は独立運動に参加、雑誌『農民問題』などの共同編集者として、また独立後は農業省で働いた。第二次大戦の悲劇的なワルシャワ蜂起(ほうき)(1939)にも参加、蜂起失敗後一時ブレスラウ(ブロツワフ)に逃れた。作家として注目を集めた最初は23年に出した連作短編集『子供の微笑』で、以来旺盛(おうせい)な作家活動に入った。代表作は長編『夜と昼』四巻(1932~34)で、19世紀から20世紀の転換期のポーランド社会と人々の意識の移り変わりを写実的に示した年代記。深い観察と鋭い批判をちりばめたこの叙事詩的長編は伝統的な小説形式の頂点と評された。ヒューマニスティックで市民的な基盤にたつすべての彼女の作品は、戦後の社会主義ポーランドでも広く読まれている。[吉上昭三]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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