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ドン・カルロス ドン・カルロスDon Carlos; Carlos Luis Fernando de Borbón

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ドン・カルロス
Don Carlos; Carlos Luis Fernando de Borbón

[生]1818.1.31. マドリード
[没]1861.1.13. トリエステ
スペインの王位継承者。カルリスタス (→カルロス主義 ) の最初の王位要求者であるフェルナンド7世の弟ドン・カルロス (1788~1855) の長男。カルロス6世の名で父から王位継承権を相続 (45) ,スペイン上陸を企て捕えられたが,1860年継承権放棄を条件に釈放された。

ドン・カルロス
Don Carlos; Carlos María de los Dolores de Borbón

[生]1848.3.30. リウブリアン
[没]1909.7.18. バレセ
スペインの王位継承者。ドン・カルロス (1818~61) の弟ドン・フアンの子。父から王位継承権を相続し (68) ,カルロス7世を称した。反乱に失敗して,フランスに亡命した (76) 。

ドン・カルロス
Don Carlos; Carlos María Isidoro de Borbón

[生]1788.3.29. マドリード
[没]1855.3.10. トリエステ
スペイン王フェルナンド7世の弟。『サリカ法典』により正統な王位継承者となったが,フェルナンドの娘イサベル2世に王位が与えられたことからカルリスタス (→カルロス主義 ) に支持されて,カルリスタ戦争 (1833~39) を起したが敗れて,フランスに亡命。

ドン・カルロス
Don Carlos

ドイツの詩人,劇作家 J.C.F.シラーの戯曲。5幕の悲劇。 1787年ハンブルクで初演。ドン・カルロス・デ・アウストリアを中心に,腐敗したスペイン宮廷と,ネーデルラント地方でのスペインの圧政を描いた韻文歴史劇。のちベルディによってオペラ化 (1867) された。

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百科事典マイペディアの解説

ドン・カルロス

スペイン国王カルロス4世の子。兄フェルナンド7世の死後,保守勢力を率いてカルロス5世を称し,摂政マリア・クリスティナ派に反抗して内乱(カルリスタ戦争)を起こしたが,失敗してフランスに亡命した。

ドン・カルロス

シラーの韻文戯曲。5幕。1787年作。スペイン王フェリペ2世長男のカルロス王子〔1545-1568〕をモデルとする。婚約者を父に奪われ,継母への恋情を絶ち切れぬ王子カルロスが,新時代の人道主義思想を代表する友人ポーザ侯に励まされて思想的に成長する過程を描く。

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デジタル大辞泉プラスの解説

ドン・カルロス

宝塚歌劇団による舞台演目のひとつ。脚本:木村信司。2012年、宝塚大劇場にて雪組が初演。16世紀のスペインを舞台とした作品。

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世界大百科事典内のドン・カルロスの言及

【シチリア王国】より

… スペイン継承戦争の後,ナポリはオーストリアに,シチリア島はサボイア家に帰属したが(1713‐18),1718年にオーストリアが双方を統一した。ポーランド継承戦争後の34年にスペインのドン・カルロスがナポリ,シチリアを征服した(カルロス3世)。これ以後,シチリアはスペイン・ブルボン家の支配に服すことになった。…

※「ドン・カルロス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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