N-bis(2-chloroethyl)methylamine.C5H11Cl2N(156.06).CH3N(CH2CH2Cl)2.ビス(2-ヒドロキシエチル)メチルアミンを塩化チオニルでクロル化すると得られる.流動性のある揮発性液体.融点-60 ℃.密度1.118 g cm-3.水に難溶,ジメチルホルムアミド,四塩化炭素に可溶.毒性が強く,皮膚に水泡をつくり壊死を起こす炎症剤で,第二次世界大戦で毒ガスとして使用された.塩酸塩は水溶性葉状晶.融点109~111 ℃.発がん性のアルキル化剤で,おもにグアニンのN-7位に結合して,DNAの二本鎖に橋かけしてDNA合成を阻害するとみられている.この欠点を補ったN-オキシドは,抗悪性腫瘍剤として使われている.[CAS 55-86-7]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
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