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ナコーンパトム Nakhon Pathom

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世界大百科事典 第2版の解説

ナコーンパトム【Nakhon Pathom】

タイ中部にある同名県の県都。人口4万5242(1980)。バンコクの西方52km,メナム(チャオプラヤー)川の分流であるナコーンチャイシー(ターチーン)川の西岸に位置する。チャオプラヤー・デルタ穀倉地帯の西部にあり,広大な水田地帯の中の行政・商業上の中心地である。付近の自然堤防上には果樹園が広がり,ブンタン(ザボンの一品種)の産地として有名である。丘陵地の開墾は古くから進み,野菜類やサトウキビなどの畑作が盛んである。

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世界大百科事典内のナコーンパトムの言及

【タイ】より

…このほか南インドのアマラーバティー美術の流れをくむ像もある。これらの仏像はおもにナコーンパトムから発見されたが,ここからは法輪(石灰岩製)も多く出土している。仏像も法輪も,おもに7~8世紀のものと思われる。…

【ドバーラバティ】より

…このサンスクリット名をタイ語ではタワーラワディと発音し,この王国名タワーラワディは後のタイのアユタヤ朝の都アユタヤとラタナコーシン朝の都バンコクの公式名の中にも含まれている。さらにこの王国の存在を立証する証拠として,タイ中部のナコーンパトムで発見された2枚の銀貨の面に〈ドバーラバティの王の値〉と解読されるサンスクリット銘が刻まれていたことがあげられる。この貨幣の発見のほかに,ナコーンパトムからは多くの考古学上の資料(遺構,遺品,モン語の碑文など)が出土しているので,仮説としてナコーンパトムがこの王国の都とみなされている。…

※「ナコーンパトム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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