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ナデシコ科 ナデシコか Caryophyllaceae

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ナデシコ科
ナデシコか
Caryophyllaceae

双子葉植物ナデシコ目の1科で約 80属 2000種がある。おもに北半球の温帯に分布する草本で海岸から高山まで生育範囲は広い。葉は必ず対生し,全縁で鋸歯はない。花は両性花で,4~5枚の花弁,同数の萼片をもち,おしべ5~10本,めしべは子房上位で2~5本の花柱がある。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ナデシコ科
なでしこか
[学]Caryophyllaceae

双子葉植物、離弁花類。多くは草本、まれに低木状となる。葉はほとんどが対生し、縁(へり)は切れ込まない。花は5数性で放射相称が基本。子房は1室、胚珠(はいしゅ)は中軸胎座につくか、まれに1個である。果実は普通(さくか)、まれに裂開しない。温帯から寒帯を中心に世界に約80属2000種、日本では約16属70種が知られる。通常3亜科に分けられる。托葉(たくよう)のあるウシオツメクサ亜科Spergularioideaeは日本にはヤンバルハコベ属Drymaria、オオツメクサ属Spergulaなど、少数が分布する。托葉がなく萼片(がくへん)が離生するハコベ亜科Alsinoideaeは日本ではハコベ属Stellaria、ミミナグサ属Cerastium、ツメクサ属Saginaなど、雑草としてごく普通にみられるものも多い。托葉がなく、萼が筒状となり、子房の基部に細い柄があるマンテマ亜科Silenoideaeにはナデシコ属Dianthus、センノウ属Lychnisなど、花の美しい属があり、観賞用としてカーネーション、カスミソウなどが親しまれている。[三木栄二]

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