共同通信ニュース用語解説 「ニホンオオカミ」の解説
ニホンオオカミ
かつて本州や四国、九州地方まで広く生息していたイヌ科の肉食哺乳類。オオカミの中では小型とされる。化石から約9千年前には存在していたことが確認されている。明治時代になると家畜を襲う害獣として大規模な駆除が進められ、絶滅したと考えられている。1905年に奈良県で捕獲されたのを最後に見つかっていない。剝製標本は、国立科学博物館(東京)などに残っている。
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