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ニューズウィーク Newsweek

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ニューズウィーク
Newsweek

アメリカ合衆国のニュース週刊誌。1933年トーマス・J.C.マーティンが創刊。形態は先行誌『タイム』と同じ。コメントや意見は『タイム』より中正,客観的であると知識人層には評価されたが,大衆的魅力を欠き,1950年代は部数,広告収入ともに『タイム』の半分にも達しなかった。1961年『ワシントン・ポスト』を再生させたフィリップ・L.グラハム買収,経営を刷新。ベトナム戦争批判,ウォーターゲート事件の追及などで活躍,アメリカを代表する週刊誌として声価を高め,『タイム』と並んで世論動向に大きな影響力をもった。2010年アメリカ人企業家シドニー・ハーマンにより買収。2012年12月をもって印刷物としての発行を終了し,2013年オンライン版『ニューズウィーク・グローバル』へと移行した。日本では 1986年から日本版が刊行されている。

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百科事典マイペディアの解説

ニューズウィーク

米国のニュース週刊誌。1933年創刊。ニュースを主体にし,平易な文章,野心的な特集が特色。当初,同系先行誌《タイム》のコピーと皮肉られたが,1961年ワシントン・ポスト社が買収して誌面を一新,《タイム》と競い合う実力雑誌に成長した。
→関連項目スミス

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世界大百科事典 第2版の解説

ニューズウィーク【Newsweek】

アメリカのニュース週刊誌。1933年,〈ニュースの裏側にある事実を掘り下げ,その意味を探り,徹底した報道をする〉ことを編集方針としてイギリス生れのジャーナリスト,マーティンThomas J.C.Martynによって創刊された。久しく《タイム》の後塵を拝し,しばしば《タイム》のコピーと悪口をいわれてきたが,61年ワシントン・ポスト社に買収され,オズボーン・エリオットが編集長になると,面目を一新,1960年代の最も人気ある雑誌の一つになった。

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知恵蔵miniの解説

ニューズウィーク

ニューヨークに本拠を置く、1933年に創刊された老舗有力週刊誌。米国内におけるニュース雑誌の発行部数では、タイム誌に次ぐ第2位。世界中に13の支局を持ち、読者数は2500万人とされる。日本版は86年に創刊された。61年、ワシントン・ポスト社に売却されていたが、2010年には、米国の音響機器メーカー大手ハーマンの創業者シドニー・ハーマン(故人)に、わずか1ドルで売却。多額の負債や従業員年金などはポスト社が負担する一方、社員の雇用を維持するなどの協定が取り交わされた。12年、同誌は同年9月にもネットに完全移行し紙媒体は廃止される、との報道が流れたが、ニーズウィーク側は否定。

(2012-07-30)

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ニューズウィーク
にゅーずうぃーく
Newsweek

『タイム』とともにアメリカを代表するニュース週刊誌。1933年2月創刊。初めは『タイム』をまねた雑誌と批判されて、つねに『タイム』の後塵(こうじん)を拝してきた。「ブーズウィーク」(酒飲みがつくる週刊誌)ともいわれたが、1960年『ワシントン・ポスト』紙のフィリップ・グレアムPhilip Grahamに買収され、1961年にオズボーン・エリオットOsborn Elliotが編集長に就任するに及んで、面目を一新した。「オズ」の愛称で親しまれた生粋のニューヨーカーであるエリオットは、黒人問題、ケネディ大統領暗殺、ベトナム戦争、スチューデント・パワーなどを積極的に取り上げて報道し、『ニューズウィーク』を1960年代の「熱い雑誌(ホット・ブック)」にのし上げた。署名入りの記事を初めて掲載したのも『ニューズウィーク』である。ビートルズやトゥイギーを最初にカバー・ストーリーにしたのは『タイム』ではなく『ニューズウィーク』だった。発行部数約400万部(2010)。1986年(昭和61)1月、日本版が創刊された。[常盤新平]
『オズボーン・エリオット著、竹林卓訳『「ニューズウィーク」の世界』(1984・時事通信社)』

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世界大百科事典内のニューズウィークの言及

【アメリカ合衆国】より

…多様な政治意見の表現は,雑誌で行われているとみてよい。《タイム》《ニューズウィーク》などの週刊誌は,中間大衆の〈常識〉を反映するものとして,ある程度日本の全国紙的機能を果たしていた。 一方,20世紀初頭のマックレーカーズ以来,新聞・雑誌が社会的不正の摘発に果たした役割は大きい。…

※「ニューズウィーク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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