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ニーベルスン ニーベルスンNevelson, Louise

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ニーベルスン
Nevelson, Louise

[生]1899/1900.9.23?キエフ
[没]1988.4.17. ニューヨーク
ロシア出身のアメリカの女性彫刻家。 1905年アメリカに移住,1929~30年アート・スチューデンツ・リーグで K.H.ミラーに,1931~32年ミュンヘンで H.ホフマンに学ぶ。 1951~52年メキシコを訪れてその美術と遺跡を研究。初期には絵を描いたが,1950年代からキュビスム風の彫刻を制作。 1955年から廃品となった木造家具の断片や木片を木箱の中に組合せ,黒,白,金,銀など一色に塗りつぶしたアセンブリッジ (寄せ集め) 彫刻を制作し,注目された。代表作『空のカテドラル』 (1958,ニューヨーク近代美術館) など。

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大辞林 第三版の解説

ニーベルスン【Louise Nevelson】

1900~1988) アメリカの彫刻家。ロシア生まれ。廃品を黒や銀で彩色し、木箱につめて積み上げた作品を制作。代表作「空のカテドラル」

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ニーベルスン
にーべるすん
Louise Nevelson
(1900―1988)

アメリカの女流彫刻家。ロシアのキエフに生まれたが、幼いころに家族とともにアメリカに移住。1920年にチャールズ・ニーベルスンと結婚してニューヨークに定住した。このころから絵画、声楽、演劇、舞踏を学び、31年ヨーロッパに留学してハンス・ホフマンに師事する。40年代からは彫刻に専念し、57年以降、机や椅子(いす)、階段の手すり、窓枠といった家具の断片を寄せ集めて、廃品によるアセンブリッジ(物体の集積)の作品で一躍注目を集めた。集められた廃品は箱に詰められて黒塗りにされ、同一単位の箱が重ねられ増殖して、壁面に茫洋(ぼうよう)としたレリーフ状の空間をつくりだすところに特徴がある。[石崎浩一郎]

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