コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ハオコゼ ハオコゼ Paracentropogon rubripinnis

4件 の用語解説(ハオコゼの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ハオコゼ
ハオコゼ
Paracentropogon rubripinnis

カサゴ目フサカサゴ科の海水魚。全長約 10cmになる。体は長楕円形で,側扁する。体の後部には皮膚に埋没した小さい鱗がある。背鰭は眼の上部から始まり,その棘間の膜の切り込みは深い。背鰭のとげには毒腺があり,刺されるとかなり痛む。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

ハオコゼ

オコゼ科の魚。ハオコシとも。本州中部以南の各地や朝鮮半島に分布。内湾のアマモなどが繁茂したところにすむ。全長は,最大で10cmほど。体は長楕円形でやや側扁。背びれの棘に刺されると,はなはだしく痛い。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

ハオコゼ【Hypodytes rubripinnis】

カサゴ目ハオコゼ科の海産魚。葉のような形と色をした小型のオコゼなのでこの名がある。ハオコシともいう。ハチオコゼ類とよく混同されるが,ハオコゼは浅海に生息し,また腹びれが1棘(きよく)4軟条であることで区別される。本州中部以南の各地や朝鮮半島に分布し,内湾のアマモなどが繁茂したところに生息する。全長10cmほどにしかならない。体は長楕円形でやや側扁し,頭部背面にとげはないが顔にはとげがある。小鱗が体の後半部の皮膚に埋まっている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ハオコゼ
はおこぜ / 葉
tiny stinger
[学]Hypodytes rubripinnis

硬骨魚綱スズキ目ハオコゼ科に属する海水魚。青森県津軽海峡以南の日本各地、東シナ海、朝鮮半島南・東部、台湾に分布する。地方によりスナバリ、オコゼともいう。頭部にある棘(とげ)は鋭くとがり、前鰓蓋骨(ぜんさいがいこつ)に5本の棘がある。背びれは目の背上方から始まり、第2~3棘(きょく)は長くて、それらのひれ膜は深く切れ込む。臀(しり)びれの棘は3本、腹びれの軟条は4本。体は側扁(そくへん)し、ほとんど鱗(うろこ)がない。背側面は淡い褐色、腹面は赤い。背びれの第5~8棘の基底部に暗褐色斑(はん)がある。内湾の砂地やアマモ場、岩礁域に群生する。産卵期は夏季、分離浮性卵を産む。おもに小型の甲殻類を食べる。体長は10センチメートルほどにしかならない小型魚である。刺毒魚で背びれの14~15本の強い棘に刺されるとひどく痛む。シロギスやカレイ釣りの際に混ざって釣れるので注意が必要である。[落合 明・尼岡邦夫]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ハオコゼの関連キーワードアコウダイオニオコゼカサゴキチジ葉鰧鬼鰧達磨鰧カサゴ(笠子)フサカサゴ(総笠子)ミノカサゴ(蓑笠子)

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone

ハオコゼの関連情報