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ハスカップ ハスカップ

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デジタル大辞泉の解説

ハスカップ

アイヌ語》主に北海道からシベリア東部にかけて分布する、スイカズラ科の落葉低木。和名はクロミノウグイスカグラ。果実は6月から7月に熟し、ブルーベリーに似た青紫色で甘味があり、ジャムなどにする。ビタミンCカルシウムなどを多く含み、古くから「不老長寿の実」として珍重された。

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大辞林 第三版の解説

ハスカップ

北海道とシベリアの一部に生育するスイカズラ科の落葉性の低木。6~7月頃にクリーム色をした筒状の花が咲き、7~8月頃に熟する。果実は水分が多く青みがかった黒色。アイヌ民族が「不老長寿の実」として珍重してきたものでビタミン類が多く、カルシウム、鉄分などが豊富。

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知恵蔵miniの解説

ハスカップ

スイカズラ科スイカズラ属に属する落葉低木。名前はアイヌ語に由来するものとされており、和名は「黒実の鶯神楽(クロミノウグイスカグラ)」。朝鮮半島や中国、北海道、本州中部以北の高山に自生し、丈は100センチ程度になる。花期は6月~7月、果実は長さ約1.5センチで熟すと黒紫色になる。ブルーベリーのように甘酸っぱく、ビタミンC・アントシアニン・カルシウム・鉄分などを豊富に含む。古くからアイヌ民族の中では不老長寿の秘薬として知られていたという。アントシアニンがブルーベリーの10倍含まれるという研究結果もあり、「視機能改善」「貧血予防」「美肌効果」などがあるとされる。果実は皮が薄く日もちしないため、ジャム・果実酒(薬用酒)・菓子類・サプリメントなどの加工品や、急速冷凍したものが流通している。

(2015-1-21)

出典|(株)朝日新聞出版発行
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ハスカップ
はすかっぷ
[学]Lonicera caerulea var. emphyllocalyx

スイカズラ科の落葉低木。和名はクロミノウグイスカグラといい、ハスカップはアイヌ語名。高さ0.5~2メートル。葉は対生、花は枝の先について下垂する。本州中部以北、北海道、朝鮮半島からシベリア東部にかけて分布し、亜高山帯、湿原、砂丘などに自生する。花期は5~6月、果実は6~7月に熟し、ブルーベリーに似た青紫色で甘味があり食べられる。北海道では南部の勇払(ゆうふつ)原野や東部の根釧(こんせん)台地に自生し、古くからアイヌが利用していた。ビタミンCやカルシウムの含有量が多く、「不老長寿薬」として珍重された。1970年代以降は開発の波を受けて自生の個体は減少し、かわって栽培品種が開発され、果実をジャム、ワイン、菓子などに加工して観光みやげにされるようになり、北海道各地や長野県などに普及するようになった。日本各地に分布するウグイスカグラは同属の別種。[福田泰二]

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