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ハナダカトンボ

百科事典マイペディアの解説

ハナダカトンボ

トンボ目ハナダカトンボ科の1種。小笠原諸島に特産する。国の天然記念物。絶滅危惧IB類(環境省第4次レッドリスト)。八重山諸島西表島には近縁種ヤエヤマハナダカトンボが分布する。

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世界大百科事典 第2版の解説

ハナダカトンボ【Rhinocypha ogasawarensis】

トンボ目ハナダカトンボ科の昆虫(イラスト)。体長約33mm,雄では黒色の体に赤色の太くて短い腹部をもつが,雌の腹部は褐色。小笠原諸島特産で天然記念物に指定されている。これに酷似した西表島特産のヤエヤマハナダカトンボも同島特産の貴重種である。ハナダカトンボ科Epallaginidaeのトンボは熱帯アジアおよびアフリカに多数の種類を産し,いずれも頭部の頭楯(とうじゆん)部が前方に突出しているので鼻高の名がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ハナダカトンボ
はなだかとんぼ / 鼻高蜻蛉
[学]Rhinocypha ogasawarensis

昆虫綱トンボ目ハナダカトンボ科の昆虫。体長約33ミリ。雄では黒色の胴に赤色の腹部をもつ。小笠原(おがさわら)諸島の特産種で、国の天然記念物に指定されており、近似の西表(いりおもて)島特産のヤエヤマハナダカトンボもそれに劣らぬ重要種である。この科のトンボは、頭楯(とうじゅん)が前方に突出しているのでこの名がある。アジア、アフリカの熱帯に多数の種類が産し、アジア種でははねに紫藍(しらん)色の光沢をもつものが多い。[朝比奈正二郎]

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