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ハニーフ hanīf

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ハニーフ
hanīf

「正しい信仰をもつ者」を意味するアラビア語ムハンマド預言者としての活動を始める以前から一神教的な傾向をもつ人々がこう呼ばれていた。『コーラン』では,偶像崇拝者に対比させて用いられることが多い。

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世界大百科事典 第2版の解説

ハニーフ【ḥanīf】

〈真の宗教の信徒〉を意味するアラビア語。〈真の宗教〉とは唯一絶対神アッラーに帰依することで,コーランはアブラハムがハニーフであったことを強調する。すなわち,アブラハムは偶像崇拝者ではなくハニーフであり,また,ハニーフではあってもユダヤ教徒でもキリスト教徒でもなかった,と述べている。アブラハムがこのようなハニーフであったと強調する啓示の背景には,預言者ムハンマドとユダヤ教徒,キリスト教徒との論争がある。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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