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ハルシャギク

百科事典マイペディアの解説

ハルシャギク

クジャクソウ,ジャノメソウとも。北米原産のキク科一年草で,庭や花壇栽植。草たけ1m以上の高性品種,30cmほどの矮性(わいせい)品種がある。葉は2回羽状に切れ込み,裂片は線形

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世界大百科事典 第2版の解説

ハルシャギク【golden coreopsis】

アメリカ合衆国の中部,西部原産のキク科の一年草。ジャノメソウ,クジャクソウともいう。1m前後にのび,よく分枝して,6~7月にコスモスに似た径3cmの頭花をつける。花色は黄色,赤褐色,黄地に赤褐色の蛇の目などがあり,切花にはほとんど用いられないが,花壇や庭に栽培されている。草丈30cmにみたない矮性(わいせい)種は鉢や花壇に植えられる。葉は細長く2回羽状複葉で無毛,全草に一種の香気がある。日本に渡来したのは明治初年以前といわれ,こぼれ種でよく越年するので,半ば野生化しているところもある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ハルシャギク
はるしゃぎく / 春草菊
[学]Coreopsis tinctoria Nutt.

キク科の耐寒性一年草。アメリカ原産。全株無毛。高性種は1メートル以上になるが、15~30センチメートルの矮性(わいせい)種もある。葉は多くは2回羽状に裂け、ほぼ線状。初夏、分枝した茎の先端に径3~4センチメートルの頭花をつける。舌状花は7、8個で鮮黄色、基部は濃赤褐色または紫褐色を呈し、鮮やかな蛇の目状をなす。このため別名ジャノメソウという。また、鮮やかな花姿をクジャクの羽に例え、クジャクソウともいう。性質はきわめて強い。秋播(ま)きしたものを露地で越冬させ、そのまま開花させる。1年つくると、翌年は一面に自然生えが出るほど、じょうぶである。変種にクロバナハルシャギク、ヤエハルシャギク、チャボハルシャギクなどがある。[山口美智子]

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