コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ハンサー ハンサー al-Khansā'

3件 の用語解説(ハンサーの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ハンサー
ハンサー
al-Khansā'

[生]?
[没]645頃
アラビアの女流詩人。本名トゥマーディル Tumādir。アラブ族の生んだ最も偉大な女流詩人の一人とされている。哀歌において不朽の絶唱を残したが,特に早く世を去ったムアーウィヤとサハルという名の2人の兄弟を追悼した詩が世に親しまれている。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

ハンサー【al‐Khansā’】

575ころ‐664ころ
イスラム時代以前のアラブの女流詩人。ハンサーとは〈獅子鼻〉の意で,彼女の顔の特徴から付けられたあだ名。詩才豊かな家系に生まれ,一族の中には大詩人ズハイルZuhayr(530ころ‐627ころ)および預言者ムハンマドに頌詩を献じて名高いカーブ・ブン・ズハイルKa‘b b.Zuhayr(生没年不詳)がいる。詩中には,当時の人生観および女性観が横溢し,史料的価値もある。敵部族の奸計に遭って殺された2兄弟を悼んでうたった一連の挽歌はとくに有名。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ハンサー
はんさー
al-Khans'
(575ころ―645ころ)

古代アラビアの女流追悼詩人。ハンサーとは「野生の牝牛(めうし)」の意であだ名である。殺された2人の兄弟の追悼詩をつくり、部族が報復を遂げるべきことを訴えた。イスラム教徒となり預言者ムハンマド(マホメット)のところへいくが、彼は彼女の詩にひどく感動したといわれる。4人の息子をペルシア軍との戦いに参加させ、すべてを失ったが悲しまなかったと伝えられる。[内記良一]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ハンサーの関連キーワードアッラージャーヒリーヤマワーリームアッラカートイスラエルのアラブ人イスラム帝国汎イスラム主義ギブイスバハーニーイブン・アルカルビー

ハンサーの関連情報