コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

バリバリノキ Actinodaphne longifolia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

バリバリノキ
Actinodaphne longifolia

クスノキ科の常緑高木。関東南部以西,四国,九州,沖縄に分布する。暖地山地に生え,高さ約 13m,枝は太くまばらに分枝する。葉は柄があって互生し,長大な披針形で長さ 20cm内外となり,革質つやがある。秋に,葉腋から小球状の密集した花をつける。雌雄異株。花は淡黄緑色で,雄花にはおしべが9本あり,雌花にも線状となった仮雄ずい9本がある。液果は径 1cmあまりの楕円形で黒熟する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

バリバリノキ
ばりばりのき
[学]Litsea acuminata (Bl.) Kurata

クスノキ科の常緑高木。高さ15メートルに達する。幹は灰褐色。葉は披針(ひしん)形、長さ12~25センチメートル。雌雄異株。8月に淡黄色の花を開く。漿果(しょうか)は長楕円(ちょうだえん)形で、長さ約1.5センチメートル、翌年の6月に黒紫色に熟す。精油成分を含み、葉や枝が勢いよくばりばり燃えるためこの名がある。千葉県以西の本州から沖縄に分布する。材は建築や家具、器具などに用いる。[門田裕一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のバリバリノキの言及

【ハマビワ(浜枇杷)】より

…葉がややビワに似て,海岸に生えるのでハマビワという。 同属のバリバリノキ(一名アオカゴノキ)L.acuminata (Bl.) Kurataはハマビワに似るが,葉がより細く,裏面が少し粉白を帯びる。和名は風にそよぐ葉がたてる音に基づく。…

※「バリバリノキ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

バリバリノキの関連キーワードクスノキ科ベイリーフ

今日のキーワード

天網恢恢疎にして漏らさず

《「老子」73章から》天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるということ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android