コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

バーバー・ターヒル バーバー・ターヒル Bābā Ṭāhir `Uryān

2件 の用語解説(バーバー・ターヒルの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

バーバー・ターヒル
バーバー・ターヒル
Bābā Ṭāhir `Uryān

[生]1000頃. ハマダーン
[没]1055以後. ハマダーン
ペルシア神秘主義者,詩人。神秘主義思想を素朴で熱情に満ちた四行詩で作詩し,ペルシア文学史上に四行詩詩人としての位置を占める。彼の詩は,ルリスターン方言を取入れ,民謡の韻律を用いたことに特色があり,托鉢遊行僧としての作者の赤裸々な感情が表現されている。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

バーバー・ターヒル
ばーばーたーひる
Bb hir
(1000ころ―55ころ)

ペルシアの神秘主義詩人。ハマダンに生まれ、放浪の托鉢(たくはつ)僧として知られるが、生涯は不明。四行詩人として知られ、ルリスタン方言を取り入れた素朴な表現が特色。神秘主義の熱情にあふれた『バーバー・ターヒル四行詩集』は約350の作品を収める。19世紀末以来、西欧の東洋学者に注目され、英語、フランス語などによる研究書、翻訳書が相次いでいる。[黒柳恒男]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のバーバー・ターヒルの言及

【ルバーイヤート】より

…韻律は長音と短音を組み合わせたハザジ・ムサッマムの変形が主として用いられた。 ルバーイーはペルシアのほとんどすべての詩人に用いられた詩形で,10世紀以降のペルシア文学に多く現れるが,ルバーイヤート詩人として名高いのは,アブー・サイード・ブン・アビー・アルハイルAbū Sa‘īd b.Abī al‐Khayr(967‐1049),バーバー・ターヒルBābā Ṭāhir(生没年不詳,11世紀の人),アンサーリーal‐Anṣārī(1005‐89)とウマル・ハイヤームである。前3詩人は神秘主義者で神秘主義思想の表現にこの詩形を用いたが,ウマル・ハイヤームはこの詩形で運命,酒,美女などをよんだ。…

※「バーバー・ターヒル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

バーバー・ターヒルの関連キーワードハマダーンラマダーンラマダーン戦争ハマダン翅斑蚊死者はまだ眠れないすはまだんごローズ・マダー浜田町イラーキー・ハマダーニー

今日のキーワード

信長協奏曲(コンツェルト)

石井あゆみによる漫画作品。戦国時代にタイムスリップした現代の高校生が病弱な織田信長の身代わりとして生きていく姿を描く。『ゲッサン』2009年第1号から連載開始。小学館ゲッサン少年サンデーコミックス既刊...

続きを読む

コトバンク for iPhone