取入れ(読み)トリイレ(その他表記)introjection

デジタル大辞泉 「取入れ」の意味・読み・例文・類語

とり‐いれ【取(り)入れ】

取り入れること。「干し物取り入れ
(「穫り入れ」とも書く)農作物を取り収めること。収穫。「稲の取り入れ
[類語](2刈り入れ収穫

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「取入れ」の意味・わかりやすい解説

取入れ
とりいれ
introjection

心理学用語。 (1) 無生物対象に対して自分自身,ないしは他の生物特徴を付与し,あたかも生き物であるかのように扱い行動すること。子供に特徴的にみられる。 (2) 精神分析では,周囲影響を受けてその考え方,態度,特徴などを自分のものとして吸収,同化したり,他人の個人的特性を自分のものとみなし,かつふるまったりする心の働き。投入,取込み,摂取などともいい同一視の一つの型。 (→内在化 )

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